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アルテプラン

2008年12月04日

                           ”最初は2本在りました。
                           でも1本切り取られ、
                           残った1本はしばらくずっと在りました。
                           花は枯れ、
                           草地はコンクリートになりました。
                           残された木はまだそこに在ります。”


木

                                   「 すきな場所 」

                           わたしがこの場所を”居場所”にし始めたのは、
                           幼稚園の頃から。
                           そこでわたしは2本の木に一目惚れしたのだけど
                           1本になってからは、その木を自分と重ねて見てました。

                           草地も無くなってからは、誰もその木で休む人は居なくなりました。
                           わたしも大きくなり、遠くに出ることに。
                           離れてしばらくは、その木のことは忘れてました。
                           たまに思い出しては恋しくてその木を描いて・・・。
       
                           わたしも疲れて、
                           久しぶりにその場所へ帰ったのだけど・・・ごめんね。
      
                           木は・・・在りませんでした。
      
                           でもわたしはいつもの場所に立ってみました。
                           そこから観える景色は何も変わることなく、
                           残された美しさは、枯れた心に水をくれました。

                           その木はもう居ないけど、木がくれた最後のプレゼント、
                           大切に守っていきたい。
      
                            ありがとう。
      
  
       
            
      
       
      
      
      

      

Posted by アルテプラン at 10:19│Comments(2)
この記事へのコメント
こっちが油彩の、残った木、かな?
知らないで見ると、秋・冬の哀愁を感じますが、お話聞いてからだと
その感情が季節だけの物じゃ無いんだなーと思います。
Posted by かぶぞ at 2008年12月08日 08:01
はい、これは油彩のほうです。
今度ぜひ、なまを観に来てくださいね(*^^*)
Posted by アルテプランアルテプラン at 2008年12月08日 14:30
 
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